苫小牧 ラーメン茶湖 正油ワンタンメン 移転15年で新メニュー
2023/12/18配信
早朝7時から常連客でにぎわう、苫小牧市港町の人気ラーメン店。1990年の創業から34年。海の駅ぷらっとみなと市場に移転してからは15年となり、新メニュー「正油ワンタンメン」の販売を15日に始めた。31日までは特売期間とし、定価900円のところを700円で提供する。店主の有坂和晃さん(50)は「多くの人に味わってもらいたい」と袖をまくる。
新メニューは、水餃子を作っていた際に、「ワンタンならスープに合うかも」とひらめいたことがきっかけ。あんには豚肉やタマネギ、ショウガなどを使い、しっかり練り上げた。スープの味を壊さないように、ワンタンが主張し過ぎない味に仕上げるのがこつだ。
塩ラーメンが人気だが、有坂さんのこだわりはしょうゆだ。水温から火加減まで、すべてにこだわった鶏がらスープ。材料を数時間にわたって煮込むが、途中で火を止め1日寝かせることで、うま味がしっかりとスープに「染みる」という。
メンマやチャーシューは自家製で、麺も札幌の製麺会社から仕入れたこだわりの縮れ麺だ。「毎日食べても飽きないラーメンを作りたい」という思いが、丁寧な食材選びにもつながる。
苫小牧市港町2の2の5、海の駅ぷらっとみなと市場内。営業時間は午前7時~午後3時。水曜日定休。座席はカウンターを含め32席。電話0144(82)8842。