麺にしっかり絡まる魚介系のだし らぁ麺いち華
濃厚魚介搾り麺
2022/3/21配信
苫小牧市中心部で営業する珍しい昼限定のラーメン店。居酒屋などを手掛ける中善が、苫小牧駅前本通と三条通の交差点に面する同社運営の焼き肉店「わんじゃ」の開店前に営業する形で昨年4月にオープン。新型コロナウイルス禍で苦境に立つ中、空き時間を有効活用した新たな試みだ。
全てのラーメンは新開町の「らーめん縄文」が監修している。いち押しのメニューは「濃厚魚介搾り麺」(税込み850円)。縄文仕込みのみそ、塩、しょうゆの各スープが選べ、カツオやイワシなどの魚介系のだしを大量になじませ、麺にしっかり絡まる仕上がりになっている。麺を食した後、ごはんを入れても、魚介のうま味が凝縮したスープとの相性の良さが光る。
カレーライス(税込み760円)も縄文監修でラーメンに使う三種のスープとたれをベースにスパイス、ルー、ペーストを独自にブレンドし、24時間以上かけて作り込む一品。店長の石黒良一さん(45)は「オフィスが周辺に多く、会社員が昼休みによく来てくれている」と手応えを語る。
濃厚魚介搾り麺の注文時に「民報を見た」と伝えると、小ライスを4月30日まで無料サービスする。
苫小牧市表町2の3の12。営業時間は午前11時半~午後2時。日曜・祝日定休。電話0144(32)8929。