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卸売市場の使用料減額 業者負担軽減で活性化に期待-苫小牧市

2019/9/11配信

 苫小牧市は市内にある水産、青果、花卉(かき)の3カ所の公設地方卸売市場について、来月から使用料金などを減額する料金改定を行うことを明らかにした。11日に開かれた市議会文教経済委員会(大西厚子委員長)で示した。市場使用料と施設使用料が対象。市は費用負担の軽減を通じて各業者に設備充実や販路拡大などを進めてもらい、市場全体の活性化につなげたい考えだ。

 料金改定は今年6月に策定された同市場経営展望(2019~33年度)に基づく対応。各卸売市場は人口減少や高齢化、流通の多様化などで取扱量の低迷が懸念されており、加えて水産と青果の2市場は完成から50年ほど経過し、老朽化問題も抱える。

 経営展望ではこの現状を踏まえ、市場の共通課題として▽機能強化▽役割の発揮・発信▽施設の維持・整備▽管理・経営の改善―などの基本方針を設定。その活性化策の一つとして料金改定を決めた。

 対象は卸売業者の市場使用料と、すべての使用者を対象とする事務所および作業場などの各施設使用料。当初は年内に実施する予定だったが、10月の消費税率引き上げを踏まえて対応を早めた。

 市場使用料の算定方法は卸売金額の1000分の5としていたが、道内12の公設地方卸売市場の平均値に合わせて1000分の3に見直す。

 また施設使用料は現在、売り場が1平方メートル当たり月額200~400円、冷蔵庫同650~1500円、事務所同290~600円、倉庫同230~400円などとなっているが、将来的に必要な市場の維持費用などを試算し、一律50%減額する。

 3市場を管理統括する伊藤辰夫場長は、使用料の減額で販路拡大や品ぞろえの充実などが可能になると強調。各事業者の競争力向上も期待しており、「積極的な経営を進めてもらい、市場全体の活性化へつながってほしい」と期待を寄せている。

 苫小牧市内の公設地方卸売市場は青果部(港町2)、水産(汐見町1)、花卉(末広町2)の3カ所。

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