カニの甘味に香るウニ 苫小牧 鮨鷹 毛蟹の握り
2022/6/20配信
2020年、苫小牧市錦町に誕生した「鮨鷹」は今訪れるべきすしの名店の一つ。繊細な「仕事」を施した握りを提供する松本悠希大将(35)は、「いつもおいしいと言われ、お客さまに良いひとときを過ごしてもらえるお店にしたい」と日々笑顔で客を迎える。
メニューは一品料理6品と握りずし11~13貫の「おまかせ」(税込み9900円)、握りずし15貫の「おまかせ握り」(同6600円)の2コース。
使用する素材は大将自ら札幌の市場まで足を運び仕入れ、天然マグロや平目、ホッキ貝などその時期一番の旬を迎える産地ものを提供。中でも、ほぐした身にバウンウニをあえた「毛蟹(けがに)の握り」は口の中でほろりと崩れるシャリ、毛蟹本来の甘みとウニの風味がほんのり口いっぱいに広がる至高の一貫だ。
サケの王様「大助」など北海道ならではのすしダネもしばしば登場する。シャリに使う米は、ななつぼし(厚真町産)を新鮮な水を使い土鍋で炊き上げるこだわりよう。アルコールも大将の舌が認めた日本酒やナチュールワイン(自然派ワイン)、瓶ビールを用意。席数が限られているため、来店前の予約を勧めている。
苫小牧市錦町2の3の7。営業時間は午後6時~同11時。日曜と第2、第4月曜定休。携帯電話070(4487)1936。