紙の衣装のショー「ハイスクール・ペーパーファッション・ナウ」が３日、苫小牧市の苫小牧信用金庫本店まちなか交流館前で開かれた。２校から６チームが出場し、和服のデザインを洋服のドレスに組み入れた苫小牧総合経済高校３年Ｃ組がグランプリに輝いた。
　
　紙のまち苫小牧ならではの企画。昨年に続き、２回目で、苫小牧信金が主催し、苫小牧中心商店街街づくり実行委員会が共催した。今年は苫小牧総合経済高校から５チーム、苫小牧高等商業学校から１チームが参加した。

　約３００人の観客を前に、生徒たちは自らデザインした紙の衣装を着て登場、切り絵で模様を表現したり、服の表面に薄い紙製レースを飾ったりと、紙の性質を生かした衣装を次々に披露し、「上手だね」「どうやって作ったのかな」と観客を感心させた。

　また、ステージでダンスを披露したり、紙の花束を観客にプレゼントするなど、衣装の雰囲気に合わせたパフォーマンスに拍手が送られた。

　紙の衣装は９日まで、苫小牧信金本店１階ロビーに展示される。