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馬術競技に歓声、人気ジョッキーらの慈善オークションも 開園30周年記念ノーザンホースフェス

2019/8/13配信

 苫小牧市美沢のノーザンホースパークで12日、開園30周年記念イベント「ノーザンホースフェスwithJRAジョッキーズ」が開かれた。日本中央競馬会(JRA)所属の人気ジョッキーや五輪出場経験を持つ馬術選手らが、ゲスト出演。障害馬術やウエスタン乗馬、馬上球技のポロなどをダイナミックに披露して会場を沸かせた。

 同パークは1989年、馬と触れ合えるテーマパークとして開園。同フェスは2014年から毎年、パーク内の屋外馬場ライディングエリアで開催しており、6回目を数える。

 イベントにはJRA騎手の福永祐一さん(42)、クリストフ・ルメールさん(40)、戸崎圭太さん(39)、藤岡佑介さん(33)、石川裕紀人さん(23)、荻野極さん(21)と1996年アトランタ、2000年シドニー両五輪の馬術競技に出場した白井岳さん(42)らが駆け付けた。

 2年連続参加のルメールさんは「30周年おめでとう」と日本語であいさつした。
 イベントでは、引退馬によるデモンストレーションのほか、白井さんが馬術競技の一種である障害飛越などを披露。障害物競走では白井さんとルメールさんが、スピードや技を競った。

 チャリティーオークションでは、競馬ファンらが騎手のサイン入り帽子などを次々と落札。オークションの益金は、引退競走馬の生活を支援する団体に寄付されるという。

 「マレット」と呼ばれる棒で、地上の球を打つポロを披露した福永さんは「馬が自由自在に動いてくれた。マレットは(競馬の)むちと違った手首の使い方をするので難しかった」と笑顔を見せた。

 競馬ファンという苫小牧市大成町の会社員山岸智樹さん(25)は「騎手が競馬以外のスポーツをしている様子は新鮮だった。馬術の可能性を感じさせるイベントだった」と感慨深げだった。

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