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新たな観光施設、初日からにぎわい 展望台の完成祝う-苫小牧・道の駅ウトナイ湖

2019/3/20配信

 苫小牧市が建設を進めていた道の駅ウトナイ湖(植苗)の展望台が20日、オープンした。同日、完成セレモニーが行われ、道の窪田毅副知事や岩倉博文市長、植苗町内会連合会の丹治秀一会長ら関係者約50人が新たな観光施設の完成を祝った。初日から市民らが続々と詰め掛け、広々とした眺めを楽しんでいた。

 展望台は鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積約260平方メートル。高さ約17メートルの扇形で、エレベーターを備えている。

 1階には芸術作品などを展示できるホール、2階は湖畔側をガラス張りにした展望ホールと子どもが遊べるキッズスペース、授乳室を設置。3階は手すり付きで、屋外を直接眺めることができる展望エリアとなっている。階段で上れる屋上からは水鳥が飛び交うウトナイ湖をはじめ、周辺の森、苫小牧市街地を一望できる。

 展望台の建設は、新千歳空港の深夜早朝時間帯(午後10時~午前7時)の発着枠拡大に伴う道の地域振興策の一環。事業費は約1億8000万円で道が9割、市が1割を負担し、昨年8月に着工した。

 この日のセレモニーで、岩倉市長は「ウトナイ湖をこれまでと違った角度から展望できる施設。多くの人に楽しんでもらいたい」とあいさつ。展望台入り口前で関係者ら10人によるテープカット後、施設が一般開放された。

 安平町の主婦、山本静香さん(47)は「この日を心待ちにしていた。とても素晴らしい景色で感動した」と笑顔。長男の健太君(5)も「展望台は楽しい」と喜んでいた。

 展望台の開館時間は、3~10月が午前9時から午後6時。11~2月は午前9時から午後5時。入館無料。

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