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北海道胆振東部地震

胆振東部地震、なお1590人避難所暮らし 厚真、安平で断水続く

2018/9/12配信

 胆振東部地震で、震源に近い厚真町や安平町を中心に12日も断水や停電が続いた。避難所暮らしをする被災者も9市町になお1590人(12日午前8時現在)。深夜や早朝には気温10度を下回る厳しい冷え込みが続く中、不自由な暮らしが長期化している。

 道によると、断水は一部で復旧が遅れており、厚真町の約2100戸、安平町の2424戸、日高町の925戸などを中心に、5市町の少なくとも5528戸(同日午前11時現在)で続いている。道内全域で停電がほぼ解消されて以降も、厚真町と安平町の計173戸(同日午前10時現在)には電気が届いていない。

 道内の公立学校1973校のうち、32校は11日も休校となった。断水のため仮設トイレの設置が必要だったり、給食センターが利用できなかったりして、一部では12日も授業再開ができない見通しだ。 地震は6日未明に発生し、これまでに41人の死亡が確認された。警察や自衛隊は、安否不明者がいなくなった今も犠牲者の遺留品捜索を続けている。

 札幌管区気象台によると、12日午前の厚真町の最低気温は平年を4・6度下回る7・3度を観測し、9月末並みの寒さとなった。

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