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北海道胆振東部地震

コンビニ・スーパーで食品品薄、徐々に改善

2018/9/10配信

 胆振東部地震の余波で、苫小牧市内のコンビニエンスストアやスーパーなどでは、食品の品薄状態が続いている。ほとんどの店舗で弁当や総菜、パンの陳列棚がガラガラ。関係者によると流通は徐々に改善しており、各店は今週末から来週にかけて、通常の品ぞろえに戻したい考えだ。

 ファミリーマート苫小牧住吉町店では、6日の地震発生以降、おにぎりやパンなどの食料品が品薄状態。9日から弁当、おにぎり、サンドイッチなど数が少ないものの入荷が始まった。

 10日午前には、店内調理用のフライドチキンや焼き鳥、アイスクリームなども入荷した。女性店員は「徐々に物は入ってきているが、いつになったら通常の状態に戻るのかは分からない。定番商品のフライドチキンが入荷したのでさっそく調理して販売したい」と述べた。

 来店した市内住吉町の男性(82)は「どこに行っても食べ物がないので、あちこち店を巡っている。早く元の状態に戻ってほしい」と話した。

 食品スーパーのフードD豊月本部(永福町)も、地震後仕入れがストップしていたが9日に再開。「米、パン、野菜、肉などを数量は少ないが各店に配分している」(担当者)という。

 ただ、ハム類など加工食品については工場が稼働停止した影響で、メーカーにもよるが仕入れ再開は14日ごろになる見通し。

 同本部の担当者は「仕入れができても数は少ない。今週中は厳しい在庫状況が続く」とみている。

 道内全域に店舗を展開するコープさっぽろ店舗本部(札幌市)は、8日に仕入れを再開。米やパンなど主食も各店舗に送っているが数は限られており、同本部は「なんとか営業を続けたい」と語る。

 焼きたてのパンを販売する三星やフルールブランなどは連日、開店前から長蛇の列。店頭に並んだパンはすぐに売れていた。原料不足で、製造数が限られることに理解を求める張り紙も見られた。

 地震後の停電を受け、在庫品を市民に還元した店もあった。焼肉店の金剛園本店(新中野町)と金剛園maimai亭(ときわ町)は地震があった6日、焼肉弁当を2店合計で1000食以上市民に無料提供した。

 冷蔵していたカルビやサガリ、ロースなどが冷蔵庫の停止で駄目になってしまうのはもったいないと実施。店舗前で肉を炭火で焼いてライス、キムチなどと一緒に容器に詰めて配布した。多くの市民が詰め掛け、おいしい肉を味わった。

 同店本店の杉本隆店長(32)は「市民還元の一環。おいしいと言ってもらえ、ありがたかった」と笑顔。同店は、多くの肉を冷凍保存しており現在の営業に支障はないという。

 このほか、本の流通も停滞。しんどう書店本店(新富町)では、台風21号と胆振東部地震の影響で6日から本の入荷が止まっている。11日には入荷が再開し、6日と7日発売分の本や雑誌が店頭に並ぶ予定だ。

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