ウナギ食べて元気に 土用の丑の日、飲食店は大忙し
2018/7/20配信
「土用の丑(うし)の日」の20日、うな重などウナギ料理を扱う苫小牧市内の飲食店では午前中から厨房(ちゅうぼう)で調理に追われた。
春日町の日本料理店、魚徳では宮崎県産ウナギ200匹を用意。白焼き、蒸しの下ごしらえをした後、秘伝のたれを付けて次々に焼き上げた。同店では、うな丼(税別3500円)や、肝吸い付きのうな重(松で同5000円)が人気。スタミナを付けようと、訪れた客がウナギ料理を注文する光景が店内に広がった。
今年は稚魚のシラスウナギの不漁で仕入れ値が高騰しているが、業者との提携で良質なウナギを確保できたという。同店代表の榊収治さん(65)は「おいしいウナギを食べて夏を乗り切ってもらいたい」と話していた。