春風ゆらり 苫小牧川に大小こいのぼり27匹
2018/4/20配信
こどもの日(5月5日)を前に、苫小牧市西部を流れる苫小牧川に20日、こいのぼりがお目見えした。川をまたぐように、色とりどりの大小27匹が春の風を受けて泳いでいる。5月11日まで。
苫小牧鯉のぼり会(中村欣哉会長)が市民から寄贈されたこいのぼりを同川に飾り、市民に楽しんでもらおうという活動で、今年で22回目。20日朝、同会を運営する北海土建工業の社員15人が、啓北町と桜木町の間に流れる同川(幅72メートル)で、両岸をつなぐワイヤロープを張って真鯉(まごい)や緋鯉(ひごい)などを取り付けた。
道行く人たちも足を止めて春の風物詩に目を細め、中村会長は「これからも続けたい」と語った。同会は家庭で不用になったこいのぼりの寄贈を呼び掛けている。問い合わせは北海土建工業の中村さん 電話0144(32)6381。