すがすがしい気分で新年を 樽前山神社で大しめ縄の掛け替え
2017/12/25配信
苫小牧市高丘の樽前山神社で24日、本殿の大しめ縄を掛ける替え作業が行われた。長さ6・5メートル、重さ約70キロもあるしめ縄を市民有志が慎重に取り付けた。
大しめ縄は、みこし担ぎ団体の苫小牧鳳凰睦、沼ノ端御輿会河童、勇払恵比須御輿会が制作。今月上旬から神社境内のビニールハウスで作業を進め、厚真町産の稲わらなどを材料に最大直径45センチの極太しめ縄を完成させた。
掛け替えには、3団体の有志ら12人が参加。本殿でこの1年、参拝者を見守ってきた古い大しめ縄を取り外し、新品と交換した。
苫小牧鳳凰睦の脇田忠会長(60)は「作業は大変だが、終わるとすがすがしい気分になる。来年はいい年になってほしいですね」と願った。