曲の世界観、丁寧に表現 苫小牧市民管弦楽団が定演
2017/9/25配信
苫小牧市民管弦楽団は24日、市民会館で第37回定期演奏会を開いた。約450人が、迫力満点のオーケストラ演奏に耳を澄ませた。
元札幌交響楽団の文屋治実さんを客演指揮者に迎えて開催。モーツァルトの「歌劇『魔笛』序曲」で開幕し、「交響曲第31番『パリ』」も続けて演奏した。
演奏時間が約50分あるチャイコフスキーの「交響曲第6番『悲愴』」では、繊細な音色と厚みのあるメロディーを織り交ぜて曲の世界観を丁寧に表現していた。
観客は心地よい音色を堪能。演奏が終わるたびに大きな拍手を送っていた。