さっぽろオータムフェスト開幕 記念特別メニューなど充実
2017/9/9配信
道都の秋を彩るグルメイベント「さっぽろオータムフェスト2017」が8日、中央区の大通公園を主会場に開幕した。今年は10回目の節目に当たり、各会場で記念特別メニューを用意するなど内容をより充実。30日まで23日間のロングラン開催で、主催者側は過去最高だった昨年(237万2000人)を上回る来場者を期待している。
札幌市、札幌商工会議所、札幌観光協会などが実行委員会を組織して主催。「北海道・札幌の食」をテーマに掲げ、道内各地のご当地グルメや世界の料理も楽しめる。
初日は大通公園西6丁目会場で、オープニングセレモニーを実施。星野尚夫実行委会長が「今や札幌の秋を彩る一大イベントになった。10周年の今年も北海道の秋の味覚を満喫してほしい」とあいさつ。札幌市内22の企業の社員が参加し、各観光イベントなどで活躍している「札幌観光大使フレンズ」の4人が、同フェスタの各会場の魅力をステージで紹介。札幌市の岸光右副市長が開祭宣言し乾杯。大規模なグルメイベントが幕を開けた。
青空の下、陸上自衛隊第11音楽隊のコンサートも開かれ、初日から各会場とも市民や観光客でにぎわっている。
今年も大通公園の西1、4~8丁目、10~11丁目が主会場に。5丁目会場は「ラーメン祭り&喰い倒れ広場」となり、過去に出店したラーメン店の中から人気上位20店が期間中、4期に分かれて出店。「札幌周辺の食」をテーマにした6丁目会場では、札幌発信のスープカレーと人気のルウカレーなどが競演。7丁目会場は道産の酒とおつまみをテーマに「大通公園7丁目BAR」となり、8丁目会場では道内の市町村が4期に分けて出店し特産品やグルメを販売する「札幌大通ふるさと市場」を開設している。主会場の開催時間は午前10時~午後8時30分。例年同様、全席禁煙で喫煙ブースを設けている。
この他、15~24日は、北3条広場(アカプラ)に特別会場として「オータム・スイーツガーデン」も開設される。