スープカレーを無料提供 復興イベントで井手さんも協力-安平
2018/12/11配信
安平町追分柏が丘の安立寺で9日、胆振東部地震の復興を目指すイベント「かんばれ安平町!スマイルマーケット」が開かれ、人気店のスープカレーが無料で振る舞われた。
主催したのは千歳や恵庭などに住む主婦約40人の「がんばれ安平町実行委員会」で、地震で被害を受けた同町を元気づけようと企画。札幌と東京でスープカレー店を経営する井手剛さんにも協力を呼び掛けた。
スープカレーの提供は150食。子どもから高齢者まで幅広い年齢の住民たちが多く訪れ、1時間ほどでなくなった。近くに住む山村静枝さん(87)は「初めて食べたが、とってもおいしかった」と話していた。
会場ではそのほか、安平産菜の花のハチミツや菜種油、大豆なども販売された。
同会の事務局長藤森智子さん(33)は「こんなに多くの人が来てくれるとは思ってもいなかった。一回限りではなく、継続していきたい」と話していた。