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香り豊か、追分カンロ収穫始まる-安平

2018/5/26配信

 安平町追分で初夏の味覚、追分カンロの収穫が24日から始まった。今季は寒暖の差がありビニールハウス内の温度調整に苦労したが品質は上々。甘みと香りが豊かなカンロに仕上がったという。出荷作業は9月中旬まで続く見通しだ。

 追分カンロ組合(岩倉啓一組合長)の6戸が、計3・4ヘクタールの農地で「小林香瓜」と「北海甘」の2品種を作付けしている。今季最初に出荷したのは、町追分弥生の二又哲雄さん(81)が生産した「小林香瓜」の6箱(1箱8キロ入り)。

 同日朝に収穫されたものが、追分花園のとまこまい広域農協の野菜集出荷場に運び込まれた。二又さんは「糖度は12度から13度と高く、おいしく出来た」と話し、品質の良さに満足そう。25日に札幌市中央卸売市場で初競りが行われ、最高落札額は昨年と同じ1箱1万円だった。

 同組合によると、今季の出荷目標は約7700箱で、販売金額は約2300万円。むかわ町穂別産のカンロは6月5日ごろに出荷を始める予定だ。

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