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千歳・恵庭

恵庭市の観光入り込み客が過去最高 札幌圏から「安・近・短」

2016/5/28配信

 恵庭市の観光入り込み客は2015年度、2年連続で過去最高を更新し、135万4730人を記録した。札幌圏からの「安・近・短」が人気のようで、道と川の駅・花ロードえにわをはじめ、各施設は増加または堅調で推移。インバウンド(訪日外国人旅行者)の誘客を目指す動きもあり、市花と緑・観光課は「継続した情報発信で恵庭の知名度は確実にアップしている」と強調している。

 市が同駅やえこりん村、ゴルフ場、公園など、観光に関連した市内18施設の観光入り込み客数をまとめた。民間施設も含むため個別の入り込み数は非公表で、計算式などで算出するため実数とは異なる。例えば花ロードえにわの入館者数は、実数で年間100万人を超えているが、入り込み調査では80万人台で計算している。

 入り込み客は3年連続の増加で、前年度の133万2561人と比べて2万2169人、1・7%増えた。このうち道内客が約83%を占める112万8132人で、前年度比1万2748人、1・1%増えた。残り約17%の道外客も22万6598人で、同9421人、4・3%増えた。宿泊施設に乏しい恵庭の事情を反映するように、日帰り客は99%以上の134万8700人だった。

 恵庭の観光は長らく他自治体と比べて遅れているイメージがあったが、06年に同駅とテーマパーク・えこりん村が、07年に農産物直売所・花野菜(かのな)がそれぞれオープンしたことに伴い、入り込み数が一気に増えた。05年度の約41万人に対し、06年度は約96万人と倍増し、07年度以降は120万人以上と堅調に推移。09年度に初めて130万人台に乗り、前年度は09年度以来5年ぶりに過去最高を更新したばかりだった。

 中でも札幌圏を中心に多くの買い物客が訪れる同駅や花野菜がけん引役となっており、同課は「(入り込み客が)花ロードえにわは14年度の約85万3800人から、15年度は約88万9900人と3万人以上増えた」と分析。毎年6月に同駅で開く一大イベント「花とくらし展」が悪天候にたたられ、入場客が前年度を下回る中での数字に「(札幌圏で)継続してPRしてきた効果」と胸を張る。

 また昨年は5月、9月の大型連休が好天に恵まれ、同課は「公園やゴルフ場の屋外観光施設も微増した」と説明。酪農体験施設では団体客や道外客の受け入れを増やしている他、ルルマップ自然公園ふれらんどは冬季営業2年目で、インバウンド(訪日外国人旅行者)の誘客に力を入れるなど、目新しい取り組みも目立つように。今年度は観光振興計画(2016~25年度)も始まり、今回の調査結果を弾みにさらなる観光振興につなげる考えだ。

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