図書館開館24時 親子連れでにぎわう-恵庭
2015/7/25配信
恵庭市立図書館本館で24日夜、「図書館開館24時」が行われた。3年目を迎える今年は初の夏開催で、親子連れを中心に538人が入場した。趣向を凝らしたイベントも用意し、若い男女に出会いの場を提供する「本de恋活」は男女20人が本を通して会話を弾ませた。
市民有志の実行委員会(水野みどり実行委員長)が主催した。過去2回は10月の「人とまちを育む読書推進月間」にちなんで開いていたが、親子連れなどの利用を増やそうと夏開催に移した。時間は前年同様の午後6時から深夜の午前0時まで、6時間の開館にした。
午後6時に恵庭北高の吹奏楽部10人による「小さな音楽会」で華やかに幕開け。市民約50人が見守る中で楽器を演奏し、アンコールも行われるほど盛況だった。視聴覚教室ではパネルシアターなど子供向けのイベントも用意し、ブラックライトを使った光るお化けなどが人気だった。
一般図書コーナーは親子連れを中心ににぎわい、仕事を終えた父親の姿も目に付いた。一家4人で訪れた蓬田雅洋さん(36)は「月1回ぐらいは子供と一緒に図書館を利用するが、どうしても日曜日にしか来られない。夜遅くまでやっている日があると助かります」と話していた。
今年度は前年度(入場者316人、貸出冊数548冊)と比べて、入場者で222人増、貸出冊数は190冊増の738冊と大幅に増加。水野さんは「あす(25日)から夏休みとあって開放感があるのもよかったと思う。たくさんの子供が楽しんでくれた」と喜んだ。
また20、30代の独身男女に出会いの場を提供する「本de恋活 恋の本咲かせましょ」も定員いっぱいの男女10人ずつ計20人が参加。各自がお気に入りの本を1冊持ち寄り、持ち主が分からないよう本棚に置いて投票するなど、1時間半にわたり本をきっかけに会話を弾ませた。
気になる人に連絡先を書いて渡すハート型の「ラブしおり」を配るなど、読書のまち恵庭ならではの発想で和やかな場を提供。参加した高橋良介さん(28)は「自分が持ってきた本は選ばれなかったけれど、会話して『楽しめた』と言ってもらえた」と笑顔を見せていた。
市民有志の実行委員会(水野みどり実行委員長)が主催した。過去2回は10月の「人とまちを育む読書推進月間」にちなんで開いていたが、親子連れなどの利用を増やそうと夏開催に移した。時間は前年同様の午後6時から深夜の午前0時まで、6時間の開館にした。
午後6時に恵庭北高の吹奏楽部10人による「小さな音楽会」で華やかに幕開け。市民約50人が見守る中で楽器を演奏し、アンコールも行われるほど盛況だった。視聴覚教室ではパネルシアターなど子供向けのイベントも用意し、ブラックライトを使った光るお化けなどが人気だった。
一般図書コーナーは親子連れを中心ににぎわい、仕事を終えた父親の姿も目に付いた。一家4人で訪れた蓬田雅洋さん(36)は「月1回ぐらいは子供と一緒に図書館を利用するが、どうしても日曜日にしか来られない。夜遅くまでやっている日があると助かります」と話していた。
今年度は前年度(入場者316人、貸出冊数548冊)と比べて、入場者で222人増、貸出冊数は190冊増の738冊と大幅に増加。水野さんは「あす(25日)から夏休みとあって開放感があるのもよかったと思う。たくさんの子供が楽しんでくれた」と喜んだ。
また20、30代の独身男女に出会いの場を提供する「本de恋活 恋の本咲かせましょ」も定員いっぱいの男女10人ずつ計20人が参加。各自がお気に入りの本を1冊持ち寄り、持ち主が分からないよう本棚に置いて投票するなど、1時間半にわたり本をきっかけに会話を弾ませた。
気になる人に連絡先を書いて渡すハート型の「ラブしおり」を配るなど、読書のまち恵庭ならではの発想で和やかな場を提供。参加した高橋良介さん(28)は「自分が持ってきた本は選ばれなかったけれど、会話して『楽しめた』と言ってもらえた」と笑顔を見せていた。