支笏湖湖水開き、観光シーズン到来 1年の安全と千客万来祈願
2019/4/15配信
湖畔に観光シーズンの幕開けを告げる「第43回支笏湖湖水開き」(支笏湖まつり実行委員会主催)が14日、千歳市支笏湖温泉地区で行われた。神事に続き、子供たちが湖に湖水開きの「鍵」を投げ入れ、支笏湖の安全と千客万来を祈願した。
午前10時の気温は9・8度(気象庁アメダス)。穏やかな日和の下、支笏湖神社で千歳や苫小牧の関係者80人が神事で一年の安全を祈願。この後、桟橋から支笏湖小学校の児童が「支笏湖湖水開き2019・4・14」と記した長さ1・5メートルの「鍵」を湖に投げ入れた。湖岸からは体長3センチに育ったヒメマスの稚魚1000匹を臨席者が次々と放流した。
神事の後、横田隆一千歳市副市長は「いよいよ支笏湖観光の幕開け。安全で千客万来のシーズンに」とあいさつ。同まつり実行委の福士國治委員長も久々に好天に恵まれた湖水開きに「きっと大勢のお客さんに来ていただけ、ヒメマスも大漁になる」と期待を込めた。