千歳川ほとりにシマエナガ 小さな体忙しそうに飛び回る
2018/3/31配信
千歳市蘭越の雑木林で飛び交う小さな野鳥を見つけた。頭部が白い羽毛に覆われ、つぶらな目とくちばしは黒い留鳥シマエナガだ。
スズメ目エナガ科で、全長は長い尾羽を含めて14センチ前後。体重は10グラムを切る小ささ。持ち手を言い表す「柄(え)」が長い水くみの道具、ひしゃくに似た体形が名の由来。
陽光が反射し、きらきら輝く千歳川のほとりで忙しそうに羽を動かし、ときたま細い枝に止まってさえずった。うららかな春に、繁殖期を迎える種という。