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千歳で空港運営戦略推進シンポ 道内7カ所民営化に理解深める

2017/5/17配信

 「北海道における空港運営戦略推進シンポジウム―新千歳空港―」(国土交通省、北海道、千歳市、苫小牧市主催)が16日、北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)で開かれた。国土交通省航空局空港経営改革推進室長の山﨑雅生氏ら3人が講演し、2020年をめどに準備が進む道内7空港の運営一括民間委託へ理解を深めた。

 企業関係者、市民約640人が集まった。講演に先立ち山口幸太郎千歳市長が「民間委託で空港の潜在的な魅力を引き出し、価値を高めることは北海道の発展につながる。地元を挙げて民間委託を成功させたい。真の国際拠点空港にするのが私たちの願い」とあいさつ。

 続いて山﨑氏は空港の民間委託の概要について説明。道総合政策部空港戦略推進監の實國慎一氏は7空港の運営の受託を希望する事業者に対して、航空ネットワークによる全道への送客、2次交通確保などの課題解決に向けた地元との連携、新千歳24時間運用の活用などを求めた。

 千歳市の千葉英二企画部長は「新千歳空港の現状と可能性」について講演。防音対策や、2次交通の輸送能力強化、宿泊施設の整備などを課題として挙げた。また、新千歳の優位性として市内には日本航空専門学校千歳キャンパスがあり、従業員の確保が見込めることや他国の主要都市が多い北緯45度付近にも近く、物流拠点になる可能性が高いことを説明した。
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