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ASC サッカー道カブス1部昇格 2部準V入れ替え戦で悲願

2015/10/20配信

 苫小牧の中学サッカークラブASCが来季、全道規模のリーグ戦北海道カブスリーグの1部に昇格することが決まった。今季(4~9月)は2部に所属して準優勝。このほど伊達市で行われた1部下位チームとの入れ替え戦で勝利して、念願を成就させた。

 ASCは2010年に道カブスリーグ2部に参戦。11年は下位に低迷し、12、13年は下部に相当する道南ブロックカブスリーグに所属した。14年から再び道カブス2部に昇格。復活2年目の今季は9勝2分け3敗で準優勝。1部7位のプログレッソ十勝との入れ替え戦に勝負を懸けた。

 前半2分に中村桐耶主将(3年)が先制ゴールを奪ったが、2失点して勝ち越される。ハーフタイムでは「こんなサッカーじゃ面白くない。楽しいサッカーとは」―と、自分たちのスタイルを再確認。つなぎ、崩し、ゴール前に人数を集めて決める本来の姿を思い出す。見違えるほど精彩を帯びた後半に同点に追いつき、中村主将の逆転ゴールなどでリードを奪って4―2で勝利した。「相手のシュートコースにスライディングしたり、要所で選手の気持ちの入ったプレーが光った」と徳田恒徳監督は話した。

 ちょっとしたきっかけで技術を引き出し、プレーの質を取り戻せるチームだった。今季の道カブス2部の長丁場の試合でもそれは起きた。DOHTOとの2位決定戦で0―2で敗れてから、練習で守備の連係での声の掛け方を確認。その後の好調は最終戦までキープできた。その裏側には、戦略的に深めたチームワークがあった。

 集団での動く力を高めるための「チームビルディング」のプログラムを昨年秋の始動時に取り入れた。登山や集団行動などを日高町での合宿の中で行って、信頼関係を深める国体の道代表チームでも使用する手法。3年生がけん引し、2年生も遠慮なく伸び伸びと意見できる環境をつくり上げた。土台をしっかりさせた集団は、簡単に崩れることはない。

 徳田監督は「オール苫小牧の力」と言った。「小学年代の指導者の努力に、僕ら中学年代のコーチが味付けをした。苫小牧という地域全体のレベルアップに乗れた」と続ける。常に道内4強に名を連ねるほどのチームを理想に描き、来季の1部でも戦い抜く。

 中村主将は「個々の力はそろっているので、あとは今年みたいなチームワークをつくってほしい。どんどん高いレベルを目指して」と後輩たちにメッセージを送った。

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