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解体進む 旧プラザホテルニュー王子

2014/4/22配信

 かつて多くの著名人が宿泊し、市民の冠婚葬祭などにも利用されてきた苫小牧市表町の旧プラザホテルニュー王子の解体工事が進んでいる。現在、建物本体の解体に入り、6月末には建物が完全に姿を消す。市民からは、歴史あるまちのシンボルを惜しむ声も上がっている。

 昨年12月から解体が始まり、現在は駐車場や建物の一部解体を進めている状況。今後、建物上部から順次解体を進め、6月末までにすべての解体が完了する。1973年に建てられたホテルは、老朽化が著しく一部建材に有害なアスベストも含まれている。建物を所有する王子不動産は「周辺環境に配慮し、飛散防止の特殊なシートで囲うなど、万全の対策を講じている」と説明。また、工事の雑音が外部に極力漏れないよう、防音シートで建物全体を覆う措置も取っている。

 同社は、解体後の跡地に5階程度のオフィスビルを計画。年内に着工し、来年夏の完成を目指すという。

 旧プラザホテルニュー王子は、63年に現在の隣接地で「ホテルトマコマイ」として開業。73年に現在地へ移転し、「トマコマイホテルニュー王子」として、皇室関係者や著名人などが宿泊するまちのシンボルとして定着したが、99年のグランドホテルニュー王子オープン以降は利用者が減少。11年9月末に閉館した。

 現場周辺では、市民が足を止めて解体される旧プラザホテルを見上げる姿も。ホテルの近くで輸入家具や雑貨などを扱う平和堂の及川康志専務(54)は「私自身も結婚式を挙げた記念の場所で、なくなるのは寂しい」と語った。

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