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苫商議所、初の中国語セミナー 増える訪日客に対応

2019/2/7配信

 中国人観光客が増える中、苫小牧商工会議所は6日、飲食店の従業員などを対象にした初の中国語セミナーを苫小牧経済センタービルで開いた。14人が参加し、最新の中国事情と接客で使える簡単な中国語を学んだ。

 セミナーでは、訪日客ビジネスに取り組むYほーむ(白老町)社長の佐々木美保さんと、日本語が堪能で上海在住の王磊(おう らい)さんが講師となった。佐々木さんは、中国から北海道への観光客が2017年度に前年度比22%増の66万6000人となり、外国人観光客全体の24%を占めると説明。増加要因として▽ビザ発給の要件緩和▽新千歳空港の国際線発着枠の拡大▽LCC(格安航空会社)路線便の就航▽個人の所得増加―などを挙げ、新千歳空港の国際線旅客ターミナルビル拡張工事が完成する20年以降は「中国人観光客がさらに増える」と見通しを示した。

 この後、佐々木さんと王さんが中国語について説明。参加者はテキストを使用しながら、「いらっしゃいませ。こちらのお席へどうぞ」(ホァンイン グァンリン、チン ジェァビィエン ズォ)、「またのお越しをお待ちしております」(ホァンイン ザイライ)といった接客時の簡単な日常会話と発音を学んだ。

 ぷらっとみなと市場(港町)で営業しているすし店の背戸川千佳さん(59)は「3~5人の中国人グループが月に数組訪れる」と言い、「簡単な中国語のあいさつを覚えて、もてなしの気持ちを伝えたい」と熱心にメモを取っていた。

 同商議所は「苫小牧市内で中国人を見かける機会が急増している中、一言だけでも中国語でおもてなしをすれば、苫小牧の印象は随分良くなる。参加者の声を聞き、来年度も開催を検討したい」としている。

 道によると、17年度に北海道を訪れた訪日外国人は279万2100人。このうち中国語圏の中国、台湾、香港、シンガポールの観光客は、全体の56%に当たる155万3300人に上り、前年度より19%伸びた。同年度に苫小牧市に宿泊した訪日外国人は3万8818人で、うち中国語圏の観光客は2万6947人と69%を占める。

 同商議所は、市内の接客業者が外国人観光客に対応するため、16年度から英語セミナーを毎年開催。中国人観光客が増えていることを受け、今年度、中国語セミナーを初めて企画した。

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