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北海道胆振東部地震

トレーラーハウス貸し出しへ 酪農家や牧場事業者を支援-苫小牧のスノードリーム

2018/10/9配信

 苫小牧市拓勇西町の自動車販売会社スノードリーム(真保郵生社長)は胆振東部地震で被災し、自宅に住めなくなった安平町の農家や酪農、牧場事業者向けにトレーラーハウスの貸し出しを始める。国の費用補助を受けられ、作業現場を離れられない酪農家などへの迅速な支援策として注目を集めそう。現物を見てもらおうと、11、12の両日、同町で内覧会を開く。

 トレーラーハウスは、車台に建物を固定して乗せたままけん引できる移動家屋。「パークトレーラータイプ」とも呼ばれ、長さ11メートル、幅3・4メートル、高さ4メートルほど。日本RV輸入協会が手掛け、同社はトレーラーハウス製造、修理、販売の「カンバーランド・ジャパン」(長野県)と輸送、設置、管理を請け負う。どこにでも簡単に設置でき、東日本大震災や西日本豪雨の災害時に被災地の仮設住宅、店舗などで利用された実績もある。

 スノードリームの聴き取り調査などによると、同町の酪農家は24時間態勢のため、作業現場を離れることができず、避難所や場所が施設内駐車場などに限定されている仮設住宅での生活は難しい。このため、壊れた自宅敷地内で車中泊などの生活を強いられているのが実情という。

 トレーラーハウスを導入することで、仮設住宅導入に要する日数を大幅に削減することができる。仮設住宅としての貸し出しは2年間、農業、酪農、牧場事業者の半壊以上の世帯を対象に実施し、国が2年間の費用を全額補助する。

 町と協議した結果、トレーラーハウスの活用について、内閣府防災担当や道との調整が完了。町内農村地区の半壊以上の被災者向けに個別設置が可能な仮設住宅として、トレーラーハウスの内覧会を開催する。すでに、道内自治体関係者からの問い合わせや内覧予約が多数寄せられている。真保社長は「必要な人のところに早く届けることができる。しっかりと休める住環境を担保することで、早期復興につながれば」と話す。

 トレーラーハウスの内覧会は11日から2日間、早来雪だるま郵便局隣で行う。11日が午前11時~午後4時、12日は午前9時30分~午後3時まで展示予定。

 問い合わせは同社 電話0144(61)0343。

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