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むかわ竜、名称変更しない 「すでに全国的に認知」竹中町長が考え示す

2018/8/9配信

 旧穂別町の出身者らでつくる「町外から化石の里ほべつを応援する穂別出身者の会」が、むかわ町穂別で見つかったハドロサウルス科恐竜の全身骨格化石「むかわ竜」の通称名変更を求めている問題で、むかわ町は8日、町産業会館で記者会見を開いた。竹中喜之町長は「合併した町のシンボルとして、むかわ竜はふさわしい呼び名と考えている」と述べ、名称変更しない考えを示した。町の考え方について同日付で同会へ郵送で返答したことも明らかにした。

 会見で竹中町長は、発見者の堀田良幸さん(68)の意向を確認して「むかわ竜」に決定したと経緯を説明。「国内の恐竜化石に付けられた名称は、発見者が名付け親になっている事例がある」とした。

 通称名を発表したのは2016年12月で、「今はすでに新聞やテレビなどを通じて全国的に認知されている」とし、「旧穂別町の化石を生かしたまちづくりをしっかりと受け継いでいきたい」と話した。

 同席した化石発見者の堀田さんは、「むかわ竜」に込めた思いについて「平仮名は子供が分かりやすい。そして、むかわ町の子供たちから化石や恐竜の研究者が育ってほしいという願いを込めた」と述べた。その上で「『むかわ竜』に穂別産という産地表示の注釈を付けてもらえれば」と提案した。

 今後、町では「むかわ竜」の周知看板やポスターなどで可能な限り、「むかわ町穂別産」との注釈を記載していくとしている。

 同会は札幌市や苫小牧市、江別市、首都圏などに住む旧穂別町出身者や協力者ら約200人で構成。通称名の再考を求め、5月に約3000人分の署名をむかわ町へ提出している。しかし、変更しないとした町の考えに対し、同会の田中弓夫会長(江別市)は「直接会って回答をしてほしい。郵送での回答は回答と認めることはできない」と話している。

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