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石綿処分の実証試験実施 がれきにジェット水噴射-旧トマモール

2018/8/7配信

 JR苫小牧駅北口の旧大型商業施設トマモールの解体工事でアスベスト(石綿)飛散防止対策に不備があり、工事が停止している問題で、発注者のパチンコ大手・マルハン(京都市)から依頼された解体業イーシーセンター(静岡県富士市)は7日、効果的な石綿処分法を探る実証試験を工事現場で行った。解体で出たがれきに特殊装置の高圧水流を吹き付け、石綿を取り除く方法で、試験結果は今月下旬に出る見通し。効果が確認されれば、長く止まっていた工事の再開へ一歩前進する。

 イーシーセンターは、石綿が屋外に飛散しないよう巨大シートで覆った試験用の密閉空間(面積約300平方メートル、高さ9メートル)を工事現場敷地内の北西側に整備。苫小牧市と苫小牧労働基準監督署による事前調査を受けたり、試験に使うがれき(60キロ前後)を用意したりして準備を整えた。

 実証試験は特殊装置を使い、密閉空間の施設内でがれきに高圧ジェット水を噴射して石綿を除去。さらに使用済みの水から石綿を分離し、産業廃棄物として処分する内容。市職員などの立ち会いの下、同日、高圧ジェット水噴射などを行った。

 今後、がれきや使用済みの水から石綿が分離されているかどうか、専門機関が詳しく分析する。結果は今月下旬にも出る見通しで、特殊装置の効果を市や労基署がチェック。工事再開の可否判断に生かす。

 旧トマモールの解体工事をめぐっては、労基署と市が昨年11月下旬、現場で石綿飛散防止用の囲いをせず、解体作業を行うなどの不備を確認。関係法令に基づき、元請け業者に工事の一時停止を命令した。工事再開には残る建物の適切な解体方法に加え、現場敷地内に保管された石綿付着のがれき処分が障害になっている。

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