7

17(火)

胆振の
明日の天気

曇り

20 / 17

主要

佐々木氏がトップ 原氏も初当選-苫市議補選

2018/7/2配信

 苫小牧市議会議員の欠員2議席をめぐる補欠選挙の投開票が1日行われ、前連合苫小牧会長の佐々木修司氏(49)=無所属=が1万524票、勤医協苫小牧病院職員の原啓司氏(50)=共産党公認=が8904票を獲得し、それぞれ初当選を果たした。市制施行以来初の補選で新人5人出馬の激戦となったが、有権者の関心が広がらず、投票率は過去最低の26・17%にとどまった。野党系市議が議席を獲得したことで会派の所属議員構成が変わり、今回の市長選で告示の6月24日に無投票4選を決めた保守系の現職岩倉博文氏(68)の市政運営に影響を与える可能性がある。

 当日有権者数は14万2329人。投票者数は3万7241人で、うち無効投票は971票を数えた。

 佐々木氏は、出身母体の労働組合組織・連合をはじめ旧民進系の国会議員や道議、市議の応援を受けて選挙運動を展開。着実に組織票を固め、候補者唯一の1万票超えでトップ当選を果たした。原氏は選挙運動で地元の共産市議らと連携し、市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)への反対を明確に打ち出して浮動票も一部取り込み、当選につなげた。保守層の支持を集めた会社役員の喜多新二氏(47)=無所属=は低投票率も響いて浮動票を十分に取り込めず、原氏に約900票差で及ばなかった。

 今後の市議会の会派構成に関しては、佐々木氏は立憲民主党市議を中心とする民主クラブ、原氏は共産に所属する見通し。これにより岩倉市政の与党系勢力は14人、中道が4人、野党系が10人の構図に。現在、与党系から議長を選出しているため、決議のパワーバランスが変わる可能性もある。

 今回の結果を受け、選挙後半に支持団体のてこ入れで原氏を猛追した喜多氏は来年4月の統一地方選・市議会議員選挙に「出馬する」と明言。同じく敗れた元苫小牧市立病院職員=無所属=の小野寿子氏(56)が4990票、会社役員の触沢高秀氏(48)=NHKから国民を守る党公認=も3842票と一定の票を獲得したことに手応えを感じており、次回市議選にそれぞれ「出る」と話している。

苫小牧市議補選開票結果
(確定)
当 佐々木 修司(無・新)10,524
当 原   啓司(共・新) 8,904
  喜多  新二(無・新) 8,010
  小野  寿子(無・新) 4,990
  触沢  高秀(N・新) 3,842
  ▽有効投票      36,270
  ▽無効投票         971
  ※NはNHKから国民を守る党

週間ランキング

集計期間 07/10〜07/17

お知らせ

受付

苫小牧民報社から