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景観に配慮した建物整備 国立民族共生公園の施設概要公表

2017/11/8配信

 国土交通省は、2020年4月に白老町に開設する民族共生象徴空間の「国立民族共生公園」に設ける各施設の概要とイメージ図を公表した。体験交流ホール、体験学習館、工房、エントランス棟の主要4施設で、「交流の輪」をイメージした体験交流ホールは円形のデザインとし、ポロト湖を背にしたステージを設ける。体験学習館や工房は、自然に溶け込む色合いやデザインとするなど、景観に配慮した施設を整備する。

 民族共生公園は約10ヘクタールの広さで、4施設の他、チキサニ広場や芝生広場などで構成。アイヌ文化の体験や公演の場として活用する。

 エントランス棟は、同公園と並び民族共生象徴空間の主要施設となる国立アイヌ民族博物館に隣接する形で整備。「共生と連携の和」を表現する円形広場を囲む扇状の建物2棟(合計面積約1300平方メートル)を建設し、北側の棟に物販や飲食コーナーを設け、南の棟には200人程度を収容できるガイダンス室、休憩スペース、トイレを設置する。

 ポロト湖に面した体験交流ホール(面積1650平方メートル)は2階建てで、「交流の輪」をイメージした円形のデザイン。四季折々の景観に配慮してグレー系の色合いとした。ホールにはアイヌ文化のイベントなどに利用する半円形ステージを設置。背面をガラス張りにし、ポロト湖が見える設計にした。客席は固定席と移動席を合わせて500席とし、2階に立ち見席の100席分を確保。ダイナミックなステージイベントを眺められる造りにする。

 体験学習館は、修学旅行などの団体利用を想定し200人程度を収容できる部屋を2室設ける。アイヌ伝統料理の調理や試食を体験できる調理室も併設。外観は周辺の山並みに溶け込む緩やかな勾配、曲線の屋根を採用する。施設内から芝生広場を一望することができるガラススクリーンも設ける。

 実演と体験の2棟で構成する工房は、プ(倉)をモチーフとした木調の外観。工芸家の実演と体験学習の各スペースを整備し、木彫りや刺しゅうなど伝統工芸を見学、体験できる空間とする。同博物館の前に整備するチキサニ広場は、来園者を伝統舞踊で歓迎する場として活用する。

 国交省は象徴空間開設に向けた工事を進めており、年明けに博物館の建設を始める予定だ。

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