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「ラン活」早くもピーク 孫の帰省に合わせ祖父母がプレゼント

2017/8/12配信

 来春、小学校に入学する子ども向けのランドセル商戦が早くもピークを迎え、苫小牧市内の取扱店は連日、にぎわいを見せている。お盆の孫の帰省に合わせて祖父母がプレゼントするケースが目立つ。各店によると、人気商品は在庫に限りがあるため、少しずつ購入時期が早まっている。高級志向も強まっており、札幌市内の百貨店では、価格が10万円を超えるランドセルも売れ行き好調だ。

 「これかっこいい」

 9日、イオンモール苫小牧(苫小牧市柳町)。来年4月に小学校入学を控える市内元中野町の幼稚園児大久保瑛斗君(5)は、店頭に並ぶランドセルを前に声を弾ませた。「小学校が楽しみ。黒いランドセルにしようかな」と目を輝かせる。夏休みに祖父母からお祝い金をもらったといい、母の舞さん(29)は「周りでは7月ぐらいに買ったという話も聞いた」と熱心に選んでいた。

 同店では、4月末にランドセル販売を開始。8月上旬までに、400個売れたという。昨年は5月発売で、販売数は100個程度多い。売れ筋は3万円台後半から6万円台で女の子はピンクやパープル、男の子には赤や青の差し色が入った黒や青が人気となっている。

 3世代での来店が最も多く、「夏休みの帰省に合わせて一緒に選んでいるようだ」と担当者。購入者の半数以上が計24色を展開するイオンのプライベートブランド商品を買い求める。2020年度開始予定のプログラミング教育必修化などに伴う教材の増加を見据え、マチが3センチから8センチまで広がるタイプもある。担当者は「ランドセルは進化を続け、すでに在庫が少ない商品も出てきている」と言う。

 近年、ランドセル商戦は過熱、早期化が進み、人気商品を求め、保護者が奔走する「ラン活(ランドセル活動)」という言葉も。少子化で、子ども1人に掛ける金額も増えている。

 スイートデコレーション苫小牧店(市内明野元町)では「(ランドセルを)『特別なもの』として、名前を入れるケースも増えている」。市内柳町に出店するニトリ(東京)では、男の子は黒と赤の2色使い、女の子はパール(光沢)色のピンクが人気で、全国的な傾向として「例年より早めにピークが来ている」と言う。

 札幌市中央区の大丸札幌店では、女の子向けはピンクや茶色が売れ筋。「今年は男の子向けも高級志向が強い」といい、丈夫で長持ちする素材を使用した税込み10万円を超える値段が付いた「高級ランドセル」が人気を集めている。すでに10万円超えの女の子向け商品は完売している。大丸オリジナルデザインも好調で、前年比10%増の売れ行きとなっている。アジア圏の外国人からファッションアイテムとしての需要もあるという。

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