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4年連続1億トン突破 苫小牧港貨物取扱量

2017/2/17配信

 苫小牧港管理組合がまとめた2016年の苫小牧港の貨物取扱量(速報値)は、前年比で0・6%増の1億618万トンとなり、4年連続で1億トンの大台を突破した。国内貨物は1・9%増の8862万トンで、石炭や自動車、石油製品などが好調だった。一方、国際貨物は5・6%減の1756万トンで、輸出、輸入のいずれも前年を割り込んだものの、全体では1億トンをキープした。

 苫小牧港から国内の港へ船で貨物を運ぶ「移出」は、0・5%増の4379万トン。鋼材や重油などが前年を割ったが、空シャシーの「その他輸送機械」が33・3%増の227万トン、石炭が320%増の13万3000トンとなり、前年を上回った。

 逆に国内の港から苫小牧港へ貨物が運ばれる「移入」は、3・3%増の4483万トン。石油製品が22・2%増の262万トン、新車や中古車などの完成自動車が2・2%増の288万トンなどと好調だった。

 国内貨物全体の約7割を占めるフェリー貨物は、1・1%増の5687万トンだった。

 一方、国際貨物の「輸出」は30・6%減の105万トン。15年に苫小牧東部地域の石油備蓄基地から原油31万トンの輸出があったが、16年は行われなかったため、全体の数字を大きく引き下げた。

 「輸入」は3・3%減の1650万トン。このうち、石炭は12・3%減の456万トン。北海道電力苫東厚真発電所の定期検査によって減少した。原油は、出光興産北海道製油所が4年に1度、生産設備を全停止して行うSDM(シャットダウンメンテナンス、大規模保全工事)を実施したため、1・4%減の682万トンと落ち込んだ。

 同港の貨物取扱量は03年以降、1億トンを超えていたが、世界的な金融危機を招いたリーマンショックの影響などで、08年から9000万トン台と落ち込みが続いた。しかし、13年に5年ぶりに1億トン台へ回復後、4年連続で大台をキープする形に。16年の取扱量は過去5年間の中で、14年の1億629トンに次ぐ多さとなった。

 苫小牧港管理組合は「1億トンを超えているものの、近年の取扱量は横ばいが続いている」と指摘。「今後は人口減少に伴って物流量の減少も予想される」とし、「苫小牧港の利用促進に努めたい」と話している。

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