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緑跨線橋架け替え工事 12月から約2年間通行止め

2017/1/19配信

 室蘭開発建設部は18日、苫小牧市内の中心部を通る国道276号・緑跨(こ)線橋の架け替え工事に関する初の住民説明会を市内で開き、工事に合わせて緑跨線橋を今年12月から約2年間、全面通行止めにする方針を正式に公表した。迂回(うかい)路として、国道36号の中野跨線橋や近くの地下歩道などを提示。しかし、交通量の多い跨線橋の長期にわたる通行止めは市民生活に大きな影響をもたらすと予想され、室蘭開建は「通行止め期間の短縮も検討したい」と説明している。

 説明会は同日、音羽町や新中野町、若草町、春日町など緑跨線橋周辺の住民を対象に市民活動センター、住吉コミュニティセンターの2カ所で開かれ、計約200人が参加した。

 室蘭開建によると、4月以降、本線工事の支障となる電柱などの移設工事に着手。12月から現跨線橋の撤去工事に入り、新しい橋に架け替えるまでの約2年間を全面通行止めにする予定という。迂回路は、緑跨線橋から東へ約900メートル離れた国道36号中野跨線橋などを示した他、歩行者は数百メートル離れた「緑・若草地下歩道」と「音羽・新中野地下歩道」へ誘導する。

 室蘭開建は通行止めを極力避けるため、仮橋設置の工法なども検討したものの、沿道の住宅や病院への車の出入りが難しくなることから断念。説明会で担当者は「(全面通行止めの工事を行えば)仮橋の工法よりも1年間の工期短縮になる」と理解を求めたが、参加者からは、通行止めに伴う他の跨線橋の渋滞発生を懸念する声も上がった。

 室蘭開建は全面通行止めを前に、渋滞緩和措置として中野跨線橋の北側交差点の拡幅工事を行う他、交通量を調整するため信号機点灯時間の見直しを道警と協議しており、「工期の短縮も考えていく」としている。

 説明会では、新しい緑跨線橋の完成、開通時期などは示されなかったが、本線工事の着工直前に改めて説明会を開き、詳細なスケジュールを周知するとした。説明会に参加した新中野町の男性(65)は「橋の近くで暮らしているので、工事の騒音などが心配。架け替え工事には反対していないが、もう少し丁寧に説明してほしかった」と不満を口にしていた。

 緑跨線橋は1965年の建設で、車線幅が狭いため、朝夕の通勤時間帯に交通渋滞が慢性化。架け替え工事では現在の片側1車線・幅員12メートルを17メートルに広げて片側2車線化し、幅3メートルの歩道も道路両側に設置する計画。橋に沿った副道は2車線の対面通行から1車線の一方通行に変え、交差点の安全に配慮した形状にする。総事業費は約50億円を見込んでいる。

 国道276号は、道が20年度の完成を目指す道央道苫小牧中央インターチェンジ(IC)=仮称=の接続道路とつながるため、市は新しい緑跨線橋の完成を「中央IC開通前に」と要望している。

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