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プレーパーク4月から平日も 地震の倒木、馬搬で森林再生も-安平・子どもの遊び場

2019/3/12配信

 安平町の町民有志組織「はやきた子どもの遊び場づくりネットワーク」は、昨年11月から毎週土日に早来の北進の森で開催してきたプレーパークを、4月から平日も行う方針だ。併せて昨年9月の胆振東部地震で発生した大量の倒木を馬を使って運び出す作業(馬搬)も行い、森林再生を進めていく。

 プレーパークとは、子どもたちが自由な発想で遊び方を考えて楽しめる遊び場。同ネットワークは、はやきた子ども園を運営する学校法人リズム学園が所有する北進の森(13・6ヘクタール)で実施しており、たき火で暖を取り、そり遊びに興じるなど、自然の中で子どもたちは伸び伸びと遊び、親やボランティアがさりげなく支える取り組みだ。

 同ネットワークは10人で活動。近くNPO法人として組織体制の強化を図り、プレーパーク会場にスタッフを常駐させて平日も開催する。震災でシラカバやトドマツといった倒木が確認されたため、倒木を集めてまきとして活用することを決意。緑の募金交付金(国土緑化推進機構)と、厚真町地域おこし協力隊で林業家の西埜将世さん(38)の協力を得て、馬搬による倒木処理も併せて取り組むことを決めた。

 9日のプレーパークで、実際に馬搬を実施。倒木を運搬する馬が現れると子どもたちは遊びを中断し、立ち止まった馬まで駆け寄って歓声を上げながら頭をなでたりニンジンを与えたりした。馬の種類はばん馬で体重800キロ超の4歳児。はやきた子ども園に通う苫小牧市北栄町の西田颯太くん(5)は「動物が好きで馬も好き。でもこの馬はでか過ぎる」と目を丸くした。

 同ネットワーク事務局長の小瀧綾さん(38)は「この森が胆振東部地震で被災した子どもたちの自由な遊び場としていつでも開放しつつ、森林再生を通じた情操教育や大人も楽しめる居場所を築いていきたい」と夢を語る。

 プレーパークは3月末まで休業し、4月から新スタート。5月18日にはキャンプ泊で24時間楽しめる企画も進めている。

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