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白老・胆振東部・日高

白老の武田さん、天体撮影楽しむ 自作レンズで部分日食も

2019/1/10配信

 白老町大町の武田明也さん(64)は、自作した超望遠レンズを使い天体撮影を楽しんでいる。6日には部分日食の撮影にも成功して「とてもうれしい。自分で作ったレンズでの撮影は最高です」と満足そうに語った。

 武田さんは、子供の頃からの天体観測好き。小学生の頃から望遠鏡で月や金星などを見て、中学生になってからは一眼レフカメラで星座の写真を撮影し始めた。大人になっても趣味として天体観測は続けていたが、2013年11月に太陽に接近したアイソン彗星(すいせい)を市販の250ミリ望遠レンズを使用して撮影に成功した。

 これをきっかけに「もっと本格的に天体撮影をしたい」と思うようになり、翌年さらに星を大きく写せる超望遠レンズの自作を決意。ホームセンターで購入した塩化ビニール管を筒にして先端に市販のクローズアップレンズを装着。筒の中にはつや消しブラックの塗料を塗り、リング状に切り抜いた黒い厚紙を内周に貼り付けるなど乱反射防止の工夫も施した。筒の末端には、金属製のアダプターを付けてカメラと接合できるようにした。長さ47センチ、直径7センチ。望遠500ミリf10相当のレンズになった。使用時にはさらに焦点距離が2倍になる市販のアダプターを取り付けて1000ミリ相当の超望遠にする。レンズ完成後、日食や月食の撮影に使ってきた。

 6日の部分日食時には、自宅の庭でカメラとレンズを三脚にセットして撮影に臨んだ。レンズには強すぎる太陽光を減少させる特種なフィルターを装着。当初、太陽には雲が掛かっていたが、午前10時20分すぎに雲の切れ間から姿を現し、その欠けた様子の撮影に成功した。

 武田さんは「天体観測にはロマンがある。超望遠レンズは買うと高いので、安く自作できたのもうれしい。これからも観測と撮影は続けたい」と語った。

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