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白老・胆振東部・日高

旅行企画や商品開発着々 白老町の地域おこし協力隊活動報告会

2018/11/30配信

 白老町は27日、しらおい創造空間「蔵」で地域おこし協力隊活動報告会を行った。1~3年目の隊員6人が、体験ツアーの企画や商品開発、空き旅館を活用した宿泊施設開設に向けて準備を進めていることなどを報告。また、来年3月末で卒業を迎える宇佐見成美さんは、石山地区でのカフェオープンに向け奮闘していることを報告した。

 1年目で文化芸術担当の村上真一さんは、ボランティア活動を通じて協力隊を志し、白老に移住してきたことを紹介した上で、町内の文化・芸術活動の把握や各種イベントへの参加、各団体への聞き取り調査に取り組んでいることを報告。「今後は子ども向けにアイヌ文化の要素を取り入れた体験型のイベントを企画したり、各団体同士のつながりを強くするためのコーディネートなど、精力的に活動していきたい」と語った。

 同じく1年目で林業支援担当の手塚日南人さんは、森林ガイドとして、ポロトの森を拠点にクラフト体験やSUPなど「森に生かされ、生かしていく、幸せへつなげるツアーを企画している」と各種体験ツアーの実施状況を紹介。その上で「白老には豊かな自然と元気な町民がいる。ポロトの森を高齢者や子育て世代などが集まって成長していけるような場所にしていきたい」と語った。

 林啓介さん、オルガさん夫妻は、地域資源を使った商品開発に向けたブランドを立ち上げ、第1弾として地元のシイタケを使ったマリネの販売に取り組んでいるほか、体験ツアーなどの実施に向けたコミュニティーの立ち上げ、イベントの開催、ロシアとの国際交流にも精力的だ。林さんは「地域資源を生かしたトータルコンサルティング事業を具現化し、経済効果を生みだしていきたい」と話した。

 2年目となる菊地辰徳さんは、「観光産業でお金が落ちるのは宿泊費と食費。そこで魅力ある宿泊施設が必要」として、大町商店街にある廃業した旅館を活用し簡易宿泊場となる「haku hostel&Cafe/Bar」を来年4月中のオープンに向けて改修工事をスタートさせたことを報告。「相乗効果を生む観光事業に取り組んでいきたい」と語った。

 3年目を迎え、来年3月末で協力隊を卒業する宇佐見さんは、地域サロンや町内会活動などこれまでの取り組みを報告。地域住民との交流や協力により、来年3月に石山地区で廃業した農場を活用して畑のカフェ「Calendula」の開設に向け準備を進めている。宇佐見さんは「アイヌ食材を栽培してカフェで提供するとともに、フロンティアの商品のアンテナショップ、地域サロンの場としての活用を目指していきたい」と説明。その上で「協力隊としては終わるが、もう少し白老で頑張っていきたい」と卒業後の活動への支援と協力を呼び掛けた。

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