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白老・胆振東部・日高

画家の小野寺マリレさん、白老社台にアトリエ 先住民族との交流が縁

2018/11/17配信

 画家として活動する小野寺マリレさんが18日、白老町社台の自宅にアトリエをオープンさせる。若い頃から絵を描き続ける小野寺さんは、先住民族との交流で縁のあった白老に移住。自宅内のアトリエには、これまで描いた油絵や水彩画、版画など小野寺さんの世界観が詰まった作品が展示されている。

 ドイツで生まれ、ミュンヘン大学で建築学を学んだ小野寺さん。1966年に来日し、インテリアデザイナーやアートディレクターなどとして活躍するとともに、画家フックス氏のもとで古典混合技法を学んだり、ウィーン応用美術大学で絵画を学ぶなどしてきた。夫の海外勤務でさまざまな国を渡り歩いた際には、自身の作品の展覧会を開くなど、精力的に活動してきた。

 画家としての活動の傍ら、シベリアの先住民族ナナイ族との交流も深く、それを機に道内のアイヌ民族との交流も深まり、網走や平取町二風谷でナナイ族の民具などを集めた展覧会を開いたり、白老町では旧アイヌ民族博物館でワークショップも行うなど、白老とも縁が深い。

 昨年、白老への移住を決め、社台の中古住宅を購入して自宅兼アトリエとしてリフォーム。このほどアトリエが完成し、18日にはオープニングセレモニーを行う。

 アトリエ内には、小野寺さんがこれまで描いてきた作品の数々が展示されている。小野寺さんは「少数民族の文化的復活などのボランティア活動をやってきたこともあり、白老にアトリエを構えることができてうれしい」と話す。小野寺さんの作品は色彩あふれるファンタジーな世界観を漂わせており、女性を描いたものや日本の伝統である入れ墨を絵画に取り入れているなど、独特の世界観が詰まった作品ばかり。「絵は分からないと難しく思わず、自分の気持ちを自然に感じて楽しんでもらえたら。私の絵が皆さんの夢に出てきたらうれしい」と笑顔で語った。

 アトリエは不定休で公開する。見学する際には事前に小野寺さんに連絡。携帯電話090(9084)8209。

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