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北海道胆振東部地震

白老・登別、観光への影響不安 飲食店や宿泊施設で節電

2018/9/13配信

 胆振東部地震に伴い、白老町内や登別市内の飲食店や観光施設などでは節電の取り組みが広がっている。照明を落としたり、営業時間を短縮するなど、各施設で可能な限りの取り組みを進めるものの、秋の行楽シーズン真っただ中で影響を不安視する声も。イベントを中止する施設もあり、徐々に広がる自粛ムードに「このまま客足が戻らなくなったら大変」と観光産業への影響も危惧される。

 地震で北海道電力苫東厚真火力発電所の全面復旧が遅れ、道内の電力供給が不足する中、国や北電は20%の節電目標を掲げ、企業や一般家庭に節電を呼び掛けている。

 こうした状況を受け、白老町内でも行政はもとより、飲食店や宿泊施設、事業所でも節電の取り組みが進んでいる。大町のキンペンカフェでは、入り口に「節電中」と大きく書かれた張り紙を出して営業を続けている。同店では、外灯や店内の照明を落としているほか、営業時間も1時間ほど短縮。厚真町の実家も大きな被害に見舞われた店主の三上亮一さんは「停電で一部の食材がダメになったが、食材も何とか確保でき営業はできている。営業時間短縮などでできる限りの節電に努めたい」と話す。

 虎杖浜温泉ホテルでも外看板や館内の照明を可能な限り消灯するなどして対応。通常営業を続けているが、震災以降300人ほどのキャンセルが生じた。担当者は「9~10月は観光客が多い時期。余震の不安からかキャンセルが続いているが、何とか頑張りたい」と話した。

 登別市内でも影響は広がっている。のぼりべつクマ牧場では、停電解消後、8日から営業を再開。営業時間を短縮しているほか、来園客が途絶えた際にはゴンドラを外したり、減速運転をするなどして節電に取り組んでいるほか、地震の影響を加味して15日から予定していた毎年大人気のイベント「子グマのハンティング」の中止を決定。担当者は「例年に比べ10分の1まで客足が落ちている。登別温泉街は閑散としており、今後の影響が心配」と肩を落とした。

 登別マリンパークニクスでは、停電は解消されたものの、設備関係に不具合が生じており営業再開の見通しは立っていないと言う。

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