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千歳・恵庭

1万本桜目指し初植樹 恵庭の市民の会、夢へ第1歩

2016/7/2配信

 恵庭一万本桜植樹市民の会(会員22人、下原干城会長)は1日、桜の試験植樹を市保健センターの裏側、漁川の堤内地(堤防から見て住宅側)で行った。桜並木の実現を目指した初の植樹で、5種類の苗木を3本ずつ計15本植えた。来年から本格的に植樹する考え。会員たちは「夢の第一歩」「残り9985本だ」などと目を輝かせた。

 同会は全道一の桜並木を目指そうと、各町内会の役員やOB、市役所OB、市議や元市議などで、昨年2月に立ち上げた市民活動団体。下原会長(75)が伊豆半島のカワヅ(河津)ザクラに感銘を受け、「30年かけても桜並木を孫やひ孫の代にプレゼントしたい」と賛同者を募ったのが始まりだ。今回は会員が1人1万円ずつを出して苗木を買い、市などの協力で試験植樹にこぎつけた。

 この日は会員や市職員をはじめ、苫小牧市の樹木医・金田正弘さん(69)も駆け付け、15人でオオシマ(大島)、チシマ(千島)、エゾヤマ(蝦夷山)、カンザン(関山)、フゲンゾウ(普賢象)の5種類の桜の苗木を3本ずつ計15本植えた。苗木は2~10年程度のもので、北林優事務局長(73)は「手入れ管理がしやすく、病気に強い品種を選んだ。恵庭は風が強いので、どれが育つか、テストしたい」と話す。

 しっかり根付くよう直径約1メートル、深さ約30センチの穴をスコップで掘り、肥料や土壌改良剤などをふんだんに入れる重労働だが、指導した金田さんは「そこそこ育つ基盤ができた」と太鼓判。会員たちは苗木の成長を夢見て、にこやかに作業を繰り広げた。植えた苗木は高さ1~2メートルほどで、品種によって異なるが1年で50センチ程度育ち、来年から花も咲かせるという。

 下原会長は「やっとここまでこぎつけた。試験だが植樹できてうれしい」と感慨深げで、「どの桜を本格的に植えていくか、(苗木の)成長を見ながら会員みんなで決めたい」と話す。今年度中に会費の設定などを決めた上、会員やスポンサー企業を募っていく方針で、「漁川沿いを桜並木にしていきたい。来年はできれば100本は植えたい」と意欲を見せていた。

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