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千歳・恵庭

再開発ビル「いざりえ」 開設1年、やっとにぎわい創出へ-JR恵庭駅西口

2016/5/19配信

 JR恵庭駅西口周辺再整備の中核として期待されてきた、恵庭市相生町の再開発ビル「いざりえ」は、空きテナントの利用が進みつつある。20日に待望のパン・カフェ店がオープンする他、6月には学習塾、医療系1店・1医院が相次いで入居する。昨年4月のオープンから約1年、「新しい空きビルを建てただけ」などとやゆされてきたが、ようやく駅周辺のにぎわい創出に貢献しそうだ。

 同ビルのテナント利用はこれまで、1、3階の商業施設が5区画のうち2区画、3階の医療モールが7区画のうち1区画にとどまっていた。商業施設は1階の1区画に恵庭駅前郵便局と北海道アルバイト情報社が分け合う形で入り、3階の1区画に地域のアンテナショップなどの役割を果たす「駅まちプラザ」が入居。医療モールは歯科1医院のみと、にぎわいとはほど遠い現状だった。

 それが5、6月にテナント入居が相次ぐ。20日に同ビル1階のプロムナード(屋内広場空間)に面した約146平方メートルの空きスペースにパン・カフェ店がオープン。6月に3階の1区画のうち半分ほどのスペースを使い、学習塾も始まることが決まった。医療モールはアインファーマシーズが借り上げていたが、6月1日付で皮膚科、調剤薬局の2区画が新たに入る。

 これまで孤軍奮闘の感があった駅まちプラザを運営する、恵庭駅通商店街振興組合の行沢勇理事長は「他に店がなく1年間、非常に厳しい状態だった」と振り返り「ようやく明るい兆しが見えた」と喜ぶ。その上で「エスカレーターがあれば、ビルの利用者も増えると思う。駐輪場(2階)も無料にしては」などと提言する。

 他の空きテナントにも引き合いが来ているといい、市は今後も所有者と情報交換しながらテナント誘致の実現に努める構え。浅香正人・市建設部長は「オープンから1年ちょっとかかったが、(今回のテナント入居が)起爆剤になってもらいたい。全体のにぎわいにつながれば」と期待している。

 同ビルは地上6階の鉄筋コンクリート造り延べ床面積約1万平方メートルで不動産などの大手、アルファコート(札幌市)の特別目的会社が事業費約19億円で建設し、市と国が2億3000万円の補助を出している。

 そもそも同駅西口周辺再整備は、市の「3駅中心のコンパクトなまちづくり」に基づく官民一体の事業で、市は同駅周辺の土地区画整理事業に約30億円を投資しており、同ビルのにぎわい創出が懸案事項だった。

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