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鶴雅グループの大西雅之社長が持ち株会社社長に 旧北海ホテルリニューアルへ

2016/1/30配信

 「しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌」などを運営している鶴雅グループ(本社釧路市)の大西雅之社長(60)は今年、ホテル運営などグループ各社の持ち株会社を設立して社長に就任する。また、JR北海道から取得した旧クロフォード・イン大沼を今春「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」として開業後、支笏湖地区で取得している旧北海ホテルのリニューアルにも取り組む。

 28日に水の謌で支笏湖地区からの来賓らを招いて開いた社員新年会の席上で明らかにした。大西社長はあいさつで昨年を振り返り、会社が60年を迎えられたことに感謝を述べた。また、これを機に3月に持ち株会社(ホールディングス)を設立して自身がホールディングス社長に就任し、ホテル経営など各社は後任社長に任せる考えを表明。「社長としてのあいさつはこれが最後」と述べた。

 あいさつ後、取材に応じ、3月の新幹線開業という本道観光の大きな変化にどう対応するかとの問いに、JR北海道から取得した大沼公園駅(渡島管内七飯町)隣接のホテル(2階建て30室)を、テーマガーデンや地元食材による料理を特色に「大沼鶴雅オーベルジュ エプイ」として開業準備を進めており、ニセコ地区で開業済みの「杢の抄」までは新幹線の直接的効果が期待できると述べた。さらに定山渓地区の森の謌、支笏湖地区の水の謌まで道南から道央エリアに観光客増加の効果はあるとの見方も語った。

 しかし、これらの効果は道東の阿寒湖地区まで及ぶのは厳しいとの見方も。新幹線開業の一時的な効果への期待だけではなく「質の良い施設、サービスを息長く提供していくことを大切にしていく」との考えを示した。

 さらに支笏湖地区で水の謌と駐車場、道道を挟んで山側に取得している旧北海ホテルについては「大沼を開業させた後に取り掛かりたい」と意欲を見せた。早ければ今夏以降にもリニューアルを具体化していくことになりそうだ。

 大西社長はさらに、地域の「稼ぐ力」を引き出し地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った地域づくりのかじ取り役として観光庁が提唱する日本版DMO(ディスティネーション・マーケティング・マネジメント・オーガニゼーション)に、千歳や支笏湖地区でも取り組むことを提言した。訪日外国人観光客(インバウンド)が増加し、観光業界に追い風になっている状況を生かすべきだとの考え。収益を観光に再投資し、多様な関係者と協同して観光地域づくりを実現する戦略を策定、それを地域自ら実行していく重要性を語った。

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