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千歳・恵庭

島松に複合施設オープン 飲食や音楽スタジオなど10業態-恵庭

2019/5/9配信

 恵庭市でさまざまな業態の個人事業主が集ったユニークな複合施設、Junction(ジャンクション)=島松寿町1=が1日から本格オープンした。飲食や音楽ライブ場、楽器店、パソコンのプログラミング教室やハンドクリーム店などがミックス。各店メンバーが互いに支え合いながら協業していく。店主の代表者、西川泰平さん(39)は「公園のように来る人がやりたいことをできる場にしていきたい」と話している。

 これまでに約100平方メートルの1階部分で喫茶店や飲食店として営業してきた建物を居抜きで借り受け、開業した。連結や接合、高速道路の合流地点を言い表す英語「ジャンクション」の名の通り、小さな事業所が集合体を創造した。

 カウンターやテーブルが配置され、総席数は40席。プレオープンとして部分営業を開始した4月下旬からさまざまな顧客たちが訪れ、利用していた。

 ロールケーキ専門の店や革製品、ギターの店なども含み、スタート時の業態は大きく10種類。これまで別な場所で音楽スタジオを経営してきた西川さんは「飲食の部門では、そば、かつ丼を料理する人がシェアキッチンして調理場を分かち合う」と言う。月々の賃貸料を事業主らで頭割りする格好で賄う。事業主とパートナーら現時点の運営メンバーは約20人。「各自が資金的なリスクを抑えられる点でこういう施設の在り方を考えてみた」と言う。

 音楽系の用途としては、楽器演奏に取り組みたい人が気軽に学んだり、協演できたりする「『部活』のような集まりをやってみたい」と西川さんは語る。無線通信WI―FI(ワイファイ)も完備。「音楽だけに限らず、食事ができて本を読みたい人は読書をしたり、プログラミングを学びたい人が学べるような場にできれば」と願っている。

 事業主たちの顔触れは多彩だ。恵庭出身のウェブデザイナーで主にコンピューターのプログラミング寺子屋を運営していく大杉大輔さん(39)はさまざまな業態の仲間と接しつつ、自身の仕事を進める働き方を5年ほど前から模索。「運営形態を持続させながら、地域活性に取り組みたい」と語る。

 同じくハンドクリームをはじめとした芳香商品の仕入れ販売を手掛ける小笠原努さん(22)は大学卒業後に起業した。「大学で学んだのは地域経済の活性化。これからの展開が楽しみです」と話した。

 開業から1週間が過ぎ、「連結点」にはさまざまな交流が生まれ始めた。「通ってくれる人が増えてきた。いい状況をさらに進展させたい」と西川さん。午前11時から翌日午前3時の営業。電話0123(25)8384。

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