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千歳・恵庭

「自信持って作った米」 島田農園の島田さん夫妻、安倍首相に日本酒「絆の花」贈る

2019/3/15配信

 恵庭市林田の島田農園を営む島田龍哉さん(42)と妻の幸枝さん(42)が2月26日、東京の首相官邸を訪問し、安倍晋三首相と面会して、同農園の酒米で製造した日本酒「絆の花 咲き誇るまち」を寄贈した。

 恵庭市を含む衆院道5区選出の和田義明衆院議員が「積極的に6次産業化に取り組む道内の若手農業者を首相に紹介し、激励してもらいたい」と仲介役を務め、島田農園と江別市内の5戸の農家の経営者が首相官邸に呼ばれ、それぞれ自慢の産品を直接、安倍首相に手渡した。

 島田さん夫妻と和田衆院議員のほか、恵庭青年会議所で島田さんと共に活動し、「絆の花」の名付け親でもある早坂貴敏恵庭市議も同席した。

 島田さんは日本酒のほか、恵庭の友好都市・静岡県藤枝市の業者と連携して開発した玄米茶「共助のこころ」や、2018年産の新米ゆめぴりか、ななつぼしも併せて寄贈した。その時のことを振り返り、「足が震えるほど緊張して自分が何を話したかよく覚えていないが、『ぼくが自信を持って作った米です』とお伝えしたことだけは覚えている」と語る。

 安倍首相は道産米の注目が高まっていることを話題にし、「若い人たちに米作りを頑張ってほしい」と激励したという。島田さんは「テレビで見る厳しい顔のイメージではなく、終始笑顔で、握手して一緒に写真も撮ってもらえた」と感激した様子だった。

 19歳から家業の農業に従事し、20代の頃から「いつか自分の作った米を総理大臣に食べてもらう」と夢を描いていた。恵庭青年会議所でさまざまなまちづくりの活動に参加し、その仲間たちの協力もあって恵庭産米の日本酒をまちの名物に育てようという取り組みを進めてきた。3年目の今年は、一升瓶(1800ミリリットル)250本、四合瓶(720ミリリットル)1000本を生産しており、間もなく完成予定。

 2月には念願だった北海道指導農業士の認定も受け、今後は地域の農業振興や担い手育成にも携わる。「無我夢中で米を作っていたら、いろいろな人とのつながりができて、皆がさまざまな形で協力してくれて、気が付いたら夢がかなっていた。恵庭で昔、天皇陛下に米を献上した農家がいて、自分も今度は天皇陛下に食べていただけるような米を作りたい」と、さらなる夢を描きながら、一途な米作りへの誇りと情熱を燃やし続ける。

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