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千歳・恵庭

湖沼の水質日本一に支笏湖 環境省調査で6年連続

2013/12/26配信

 環境省は、全国の河川や湖沼、海域の水質を調べた2012年度公共用水域水質測定結果をまとめ、公表した。千歳市の支笏湖は湖沼の水質ランキング(ベスト5)で、6年連続で全国1位に輝いた。支笏湖が首位に立つのは通算14回目。湖畔では「支笏湖の美しさに改めて折り紙が付いた」と喜んでいる。

 調査は、環境省が水質汚濁防止法に基づき1971年度から実施している。公開は87年から。12年度は河川2552水域、湖沼188水域、海域590海域を対象にした。

 調査の環境基準項目は、カドミウムや全シアンなど人の健康の保護に関する「健康基準項目」と、数字が大きいほど汚染の度合いが高い有機汚染の代表的な指標である、生物化学的酸素要求量(BOD)と化学的酸素要求量(COD)などの「生活環境項目」に大別。河川、湖沼、海域のランキングは、生活環境項目に基づく。

 支笏湖は、1リットル当たりのCOD量(年間平均値)が全国の湖沼で最も低い0.7ミリグラムだった。昨年より0.1ミリグラム数値は高かったものの、首位を堅守。2位は味噌川ダム貯水池(長野県)の1ミリグラム。3位は大橋ダム貯水池(高知県)で1.3ミリグラム。11年度は3位だった十勝管内の然別湖は1.4ミリグラムで、CODの数値を0.2ミリグラム下げたものの4位。5位は寒河江ダム貯水池(山形県)の2ミリグラムだった。

 12年度は秋に大雨が続いた影響で、支笏湖の水位が上がり、山から流れ込んだ泥などによる水質の悪化を懸念する地元関係者もいた。首位を堅持したことで、不安は払拭(しょく)された。

 来年1月からは湖水で制作した氷像が織りなす2014千歳・支笏湖氷濤まつりが開幕する。主催する支笏湖まつり実行委員会の福士国治実行委員長は「本当にうれしい。氷濤まつりでは、氷像に美しい湖水を使っていることを全国にアピールして、きれいな氷を見ていただきたい」と喜ぶ。

 支笏湖温泉旅館組合の佐々木金治郎組合長も「地域に住み、観光業を営む者として素晴らしいこと。支笏湖の水は観光の命で、全国の皆さんに愛してもらいたい。地元でも汚さないよう、取り組みを続ける」と語っている。

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