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千歳・恵庭

カラスの巣作り盛ん 北電に電柱からの撤去依頼続々-千歳・恵庭

2018/5/16配信

 千歳・恵庭市内でカラスの巣作りが盛んになり、北海道電力千歳ネットワークセンター(旧千歳支社)に、電柱に作られた巣の撤去依頼が相次いでいる。今年度の苦情などは13日現在32件で、前年同期を上回るペースで推移。電柱への営巣は停電や火災の原因にもなるため、同センターは市民に情報提供を呼び掛けている。

 カラスは3~7月に繁殖期を迎え、樹木や電柱に営巣する。同センターによると千歳・恵庭市内には電柱が約2万8000本あり、そのうち営巣の事例が多い変圧器が設置されたものが約1万3000本。担当者は「市街地、郊外に限らず、どのエリアにも巣がまんべんなく作られている」と説明する。

 巣には金属製のハンガーなどが使われ、それらが電線に触れてショートすることも。千歳市内で今年度、カラスの営巣による停電が1件あった。

 鳥獣保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)では原則、産卵後の卵やヒナは撤去できないが、電柱に作られた巣は危険性が高いことから、市から許可を得た作業員が撤去している。

 同センターに寄せられた撤去依頼や苦情などは2015年度が54件、16年度が42件、17年度は40件だった。今年度は既に32件に達し、前年度同期比7件の増加。担当者は「今年度増加した原因は分からないが、巣作りが盛んな7月ごろまで数字は伸びるのでは」とみる。

 同センターは、風で回転するカラスよけの器具などを、営巣の実績やふん害報告に基づき、変圧器つきの電柱に取り付けてきた。

 しかし、取り付け済みの電柱は約1~2割と言い、「頭が良いカラスは器具のない電柱を的確に選んで営巣する」と嘆く。電柱の巡視を定期的に行っており、「停電防止には市民からの連絡がかなり有効な手段になる」と協力を呼び掛けている。

 千歳・恵庭市内のカラスの営巣情報は、同センターまで フリーダイヤル(0120)060348。

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