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「できたらいいな」を形に 小学生企画のイベント定着-まちづくりスポット恵み野

2018/3/12配信

 恵庭市恵み野里美の商業施設・フレスポ恵み野にある、交流スペース「まちづくりスポット恵み野」(以下まちスポ)で、小学生自ら企画・運営するイベントが定着している。児童が10人程度の実行委員会を組織し、現代版ベーゴマ・ベイブレードなどの大会を開催。児童「できたらいいな」を形にし、自主性やリーダーシップを育んできた。実行委員メインの6年生はこの春卒業だが、「次代」に受け継ごうと準備も進めている。

 「子ども企画」の始まりは2016年春。当時若草小5年だった佐藤允哉君(12)が、母の暁さん(42)が働くまちスポで、「大好きなベイブレードの大会を開きたい」と考えたのがきっかけ。暁さんらまちスポスタッフが手助けし、同7月に「大会」を開いたところ、児童だけで58人も集まる盛況ぶり。允哉君は「たくさん来てくれてうれしかった。他の学校の友達もできた。『また、やりたい』と思った」と笑顔を見せる。

 同大会後、允哉君は友達に声を掛け、5人で実行委員会を結成。企画書を手書きしたり、会議を開いて大会ルールを決めたり、大人顔負けの実行力で準備を進めた。同9月には第2回大会を開いたが、参加者やその保護者が殺到し、実行委員自らは参加を諦めて裏方に徹するほど。参加者をてきぱきと案内したり、司会進行を物おじせずにこなしたりと大忙し。大会が終わると「次は人数制限しよう」「対戦相手の決め方はくじにしよう」などとアイデアを膨らませた。

 まちスポも「次代のコミュニティーづくり」を重視する一環で、児童のアイデア実現をサポート。17年はスタッフの入れ替えなどで活動できない時期もあったが、実行委員も常時10~20人に増え、これまでベイブレード大会を5回、トレードカードの大会3回を開いてきた。暁さんは「最初はそんなに人数が集まると思わなかった」と率直に振り返り、「実行委に携わった子供たちの協力し合う姿などに成長を感じた」と話す。

 そんな児童による「子ども企画」だが、3月末で中心だった6年生が卒業する。中寄脩平君(12)は「たまにめんどくさいと思うけど、たくさんの人が参加してくれるのがうれしかった」とやりがいを話し、允哉君も「新しい実行委員を探して引き継ぎたい」と強調する。21日に6年生最後の記念ベイブレード大会をまちスポで開くが、先を見据えて小学4年生メンバーも運営の中心に抜てき。初めて司会を担当する三浦亜門君(10)は「緊張すると思うけど、みんなで楽しくやれるよう頑張る」と話し、允哉君の弟元哉君(10)も「大会をそのまま引き継げるようにしたい」と意欲を見せている。

 21日の大会は午前10時20分から。参加料100円。定員48人で先着順。申し込みはまちスポ 電話0123(39)2232。

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