12

16(土)

胆振の
明日の天気

曇り時々晴れ

-1 / -4

千歳・恵庭

「本道の重要性」明記を 防衛大綱見直し見据え活発に中央要望-道駐連協

2017/12/5配信

 防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画(中期防)の見直し議論を見据え、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会(会長・山口幸太郎千歳市長)は要望活動を強化している。11月下旬に安倍晋三首相に山口市長らが直接面談した他、防衛省や自民党の要職にも相次いで要望し、北海道の自衛隊の体制維持・強化を強く求めた。

 11月24日に山口市長、恵庭市の原田裕市長など同協議会の8市町長、事務局など12人が首相官邸を訪れ、安倍首相に面談、要望を行った。また、同27日に自民党本部で二階俊博幹事長、同30日に防衛省で小野寺五典防衛相とそれぞれ面談、要望。山口市長らはそのつど上京して熱意を伝えた。

 安倍首相との面談は同協議会顧問の高橋はるみ道知事も同行し、道5区選出の和田義明衆院議員が司会を担った。市によると、山口市長が代表して発言し、「北海道の役割や自衛隊創設以来、長きにわたり自衛隊を支え、自衛隊と共にまちづくりを進めてきた道民の思いなどについてご理解を」と求めた。首相は「要望はしっかり受け止める」と述べるにとどめたというが、道内陸自の必要性に理解を示していたという。

 中央要望を活発化させている理由は、防衛大綱は2018年末に見直しされる予定で、現中期防も18年度末が期限のため。北朝鮮のミサイル開発、中国の海洋進出など、日本を取り巻く厳しい安全保障環境を受け、ミサイル防衛や南西重視が焦点のため、関係者は道内自衛隊の削減につながることを懸念する。

 市長も要望では南西重視の姿勢に理解を示しつつ、「北海道が良好な訓練環境から、現防衛計画の大綱に『道場』と位置付けられている」と強調し、新大綱にも「北海道の重要性」を明記するよう要望。同協議会は18年も中央要望だけでなく、中央大会も検討する見通しで、オール北海道で自衛隊の体制維持・強化の実現を目指す。

週間ランキング

集計期間 12/09〜12/16

お知らせ

受付

苫小牧民報社から