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千歳・恵庭

みんなの「夢中」集う場に カフェ「アグラクロック」

2017/11/10配信

 「みんなの『夢中』を持ち寄ってほしい」―。一風変わったカフェ「アグラクロック」が、黄金中央2に8月にオープンした。靴を脱いで足を踏み入れると、そこはくつろぎの空間が広がる。旅をする人の情報交換の場、集まる人たちの「夢中」を形にする場、交流の場として居心地のよい雰囲気が多くの人を引き付けている。
 
 恵庭出身の水野莉穂さん(23)がオープンした。水野さんは、大学時代に一人旅をするようになり、大学3年の夏、長野県内で心引かれた宿の運営者を訪ね、1カ月ほど泊まりながら手伝いをした。そこで過ごした経験が自身の大きな転機となった。
 
 「自分が旅をして誰かに会いに行くというより、私はそこにいて、旅がどんどんやって来るという立ち位置が、すごく好きだなと思えた」。「一番興味があるのは『人』。いろいろな人と出会いたい」と語る水野さん。大好きな人たちに会いに来てもらえるような場をつくろうと、カフェをオープンした。
 
 このため、店には旅行者も多く訪れる。「北海道を訪れた人に、お薦めの場所や、この街のこの人に会うと、楽しい旅ができるよ、という紹介をして、北海道旅行の最後にここに再び立ち寄り、旅の話をしてもらえるような場になれば」という。
 
 店は、幅広い世代の交流の場にもなっている。店のコンセプトは「夢中ステーション」。好きな本を紹介し合う本好きのための読書会をはじめ、夢中になっていることがあることを話し合ったり、特技がある人に場を提供したりする試みも展開。23日にはこの延長で「旅商人の集い」と題し、海外雑貨やコーヒーを楽しめるイベントを開く。「誰かが夢中なことを聞くのが好き。イベントは、例えば本ならば本当に本好きな人を集めるなど、参加者の”熱量”を下げないための工夫もしています」と語る。
 
 店名には、あぐらをかくほどにくつろいで、同じ時間を共有してほしいという思いがある。店内にテーブルを置き、みんなで取り囲み、あえて靴を脱いで床に座れるようにした。「靴を脱ぐことで、”一枚”はがれると思う。例えばここで会議をすると、普段出ない意見が出てくるかもしれない。そういう場にしたいですね」と笑う。子連れの母親や学生、高齢者など、幅広い世代が集い、交流を深める温かい空間が広がっている。
 
 メニューは毎日紅茶(フレーバーティー)4~5種類と、特製シフォンケーキなどのスイーツを用意。紅茶とスイーツセットで850円(税込み)など。住所は黄金中央2の1の7。営業時間は午前11時~午後5時。不定休。場所などはフェイスブックで確認を。

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