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千歳・恵庭

「森の鳥」特集展始まる 嶋田忠ネイチャーフォトギャラリー

2017/4/15配信

 千歳在住の動物写真家嶋田忠さん(68)が自身の「ネイチャーフォトギャラリー」=蘭越=で「森の鳥」特集展を12日から開始した。千歳や恵庭で撮影してきた野鳥16種類のありのままでいとおしい姿を展示している。

 千歳川や漁川が流れる両市かいわい。支笏湖や果ては西胆振、北には札幌方面の山々とつながる森が広がる。「いい川があるからいい森がある」。1980年に移住した千歳に写真家としての拠点を構えた嶋田さんの持論だ。

 今回公開したのは、90年代までにフィルムカメラを使った作品を含めて20点。

 春は、鳥が命を次代につなぐ上で大切な季節だ。千歳川にすむヤマセミは雄が雌に、水中から狩ってきたばかりのブラウントラウトをくちばしごと差し出す姿を捉えている。

 「千歳市の鳥」ヤマセミは体高約40センチ前後あるつがいの一瞬の光景。魚は体長20センチほどと言う。「3月くらいに見られる求愛給餌の姿です」。川面に目を光らせる「恵庭市の鳥」カワセミがほぼ実物大でプリントに収まっている作品もある。

 ギャラリーと同じ棟の「ザ・バードウォッチング・カフェ」の庭にもよく現れるクマゲラ、ヤマゲラ、アカゲラといったキツツキ類の写真も展示している。

 ひなに餌を与えるシマエナガ親鳥の姿を捉えた写真がある。嶋田さんは「草や枝で外殻を作ってその上にクモの巣などを使って、コケなどの地衣類を貼り付ける。木のこぶに似せて周囲の風景に溶け込むカモフラージュを施しているんですね」。6月いっぱい展示する。

 嶋田さんは2019年7月から55日間にわたって東京都写真美術館で大掛かりな個展を開催する。その準備や年内にも予定する新たな写真集作りのための撮影を進めている。「今年はニューギニアやオーストラリアに行ってきます」。カメラを携え、新千歳空港から飛び立って世界を股に掛ける。

 入場無料。月、火曜定休。問い合わせは同カフェ 電話0123(29)3410。

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