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ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー通信

クイズに挑戦 お正月のウトナイ湖はどんな感じ?

2018/1/5配信

 新しい年が始まりました。お正月ということで、今回は新春「ウトナイ湖クイズ」です。

 問題.お正月のウトナイ湖を説明した次のうち、当てはまらないものが一つあります。どれでしょう。

 1.ハクチョウがたくさんいる
 2.湖がほぼ凍っている
 3.ワシが見られる

 答えは「1」。残念ながら、今の季節にハクチョウを「たくさん」見ることはできません。数十羽を遠くに確認できるか、まったく出会えないこともあります。多くが本州で越冬するためです。ちなみに、現在見られるのは湖で越冬中のオオハクチョウ。コハクチョウを含め、たくさんのハクチョウを観察したいのなら、より数が見られる渡りの時期の3~4月や10~11月に、ぜひお越しください。

 「2」の通り、厳冬期のウトナイ湖は、美々川や勇払川の流入出口以外がすっかり凍り付いています。氷上では、数羽のオオハクチョウが時おり足を滑らせながら行進する姿や、雪の塊のように丸くなって休む姿、また、その脇をキタキツネがふさふさの尾を揺らしながら通りすぎる姿が見られることもあります。限られた水面では、数は少ないですが、カモ類も観察できます。

 知床などの道東に行かなくても「3」の通り、ウトナイ湖でもオジロワシやオオワシに出会えます。どちらも翼を広げれば2・5メートル近い大型の猛禽(もうきん)類。主な食べ物は、魚や動物の死骸、カモ類などで、越冬のためにロシアなどから来ています。例年、年末年始に確認される最大羽数は5羽前後ですが、昨年のクリスマス・イブには両ワシ合わせて14羽を記録しました。これは通常2~3月ごろの数で、今後、早春までどのように変動するのかが気になります。

 厳冬期といっても、寒さ対策をしっかりすれば、野外での観察も楽しむことができます。ぜひ、クイズの答えをご自身で確かめてみてください。その後は、土・日曜日・祝日なら、開館しているネイチャーセンターの暖かい館内で、餌台にやってくる小鳥たちをゆったりと眺めるのも、お薦めです。

(日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・小山留美レンジャー)

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