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ふるさとネイチャーらんど

樹液は甘酸っぱいにおい

2018/7/9配信

錦大沼公園へ出掛けてみよう

 苫小牧市の錦大沼公園は、樽前山麓にある大小多数の湿地の中で、最も出掛けやすい場所です。園内には「大沼」「小沼」と名付けられた沼があり、沼の周囲には森林や湿原、小川(覚生川)などがあり、散策路が整備されています。車で出掛ける時は、オートリゾート苫小牧アルテンのオートキャンプ場を目指しましょう。バスで出掛ける時はJR苫小牧駅の前から「ゆのみの湯」行きを利用するとよいでしょう。

7月中旬の錦大沼公園

 沼の周囲を散策しているとカワセミを、林の中ではノコギリクワガタやミヤマクワガタの姿を見掛けるようになります。

ウシの角のような大顎

 ノコギリクワガタは雄の体長70ミリほどの大型で、雄の大顎はウシの角のように湾曲しています。

 クワガタムシの仲間は体長によって大顎の形や大きさが違い、ノコギリクワガタも小型のものは、大顎が小さくて湾曲していないため、別の種類のように見えます。成虫は6月下旬ごろから9月ごろまで観察できます。

国内最大のクワガタムシ

 ミヤマクワガタは国内に生息するクワガタムシの中で最も大きな種類で、大型の雄は先端が二股に分かれた立派な大顎を持ち、体長が70ミリを超えることもあります。

 雌は体長35ミリほどで大顎が太くて短く、背面は光沢のある黒色をしています。脚の裏側に黄色い楕円(だえん)形の紋があるので他のクワガタムシと簡単に区別できます。

 ミヤマクワガタやノコギリクワガタが生息しているのはミズナラやハルニレがある広葉樹林で、6月ごろから9月ごろまで姿を見ることができます。樹液のほか、外灯などにも飛来するため、市街地でも姿を見ることがあります。

クワガタの見つけ方

 ミズナラ、ハルニレ、ヤナギなどの樹液が出ている木を探すのが一番いい方法です。

 樹液の出ている場所を教えてくれるのはスズメバチやチョウの仲間(キマダラヒカゲなど)で、木の周りをチョウやスズメバチが飛び回っていれば、樹液の出ている場所が近くにあります。また、発酵した樹液は甘酸っぱいにおいがするので、においも目安になります。

 観察に出掛ける時間は、クワガタたちが活発に活動する午後8時ごろから午前6時ごろまでがよいとされますが、樹液のたくさん出ている場所では日中でも観察できます。

キャンプに参加しませんか

 樽前山麓ネイチャーキャンプ(自然ウオッチングセンター主催、ゆうふつ原野自然情報センター協力)が30日(月)から31日(火)まで、苫小牧市青少年キャンプ場で開かれます。3年生以上の小学生が対象で、申し込み締め切りは23日です。

 問い合わせは自然ウオッチングセンター 電話011(583)5208、ファクス011(583)5233。メールはwanpakuasobitai@tea.ocn.ne.jp ホームページはhttp:/shizen.la.coocan.jp/

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